今日の日記

2002年5月10日
人は幸せを求めずして生き続けることができるのだろうか。
先には絶望しか見えない未来を抱えて、それでも生きていたいと思えるものなのだろうか。

運命を自ら切り開くことができると信じられるのは
幸福の中に生まれてきたからかもしれない。

気付いたら毎日を怯えながら過ごしていたり。
圧倒的な力でもって抑制される中で過酷な行為を強いられたり。
どんなに抗っても決して明るい場所へ辿り着くことのできない蟻地獄のように。
そんな世界もあるだろう。
ゆっくり過ぎる時間の流れに戸惑うばかり。
ここは平和な世界なのか。
すぐ隣り合わせには絶望の世界が広がっているかもしれないのに。
目を塞ぎ、耳を塞ぎ。
避けることしかできなくて。

手探りでも、立ち向かいたいと切望する。
何もせずにただ大きな流れに身を任せて耐えるのでなく
体ごとぶつかって大切なものを勝ち取る方がいい。


未来は、今この一瞬と繋がっているのだから。


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